第14回全国高校生英語ディベート大会で準優勝に輝いた高志高校のメンバー=1月10日、福井県福井市の同校

第14回全国高校生英語ディベート大会で3位に入った藤島高校のメンバー=1月8日、福井県福井市の同校

 英語で討論し、議論の組み立てや論理力を競う第14回全国高校生英語ディベート大会で、福井県の高志高校が準優勝、藤島高校が3位に輝いた。決勝トーナメントに進出した4校のうち2校を県勢が占める快挙で、前回の藤島の準優勝に続き福井県代表の実力の高さを示した。

 2019年12月25、26日に群馬県前橋市の共愛学園前橋国際大学で開かれ、全国の地区予選を勝ち抜くなどした40都道府県の64校が出場した。テーマは「日本国は、残業も含めた週当たりの最長平均労働時間を、(EUにならい)48時間に制限すべきである。是か非か」。各校4~6人でチームを組み、肯定側と否定側に分かれて1試合42分で討論した。

 高志、藤島はともに5勝1分けで予選を勝ち抜き、4校で争う決勝トーナメントにそろって進出した。

 高志にとっては初の準決勝となったが、メンバー6人は焦らなかった。リーダー橋本研人さん(2年)が「いつも通り、具体的な数字を使うことで説得力を持たせた」と振り返ったように、東海(愛知)を相手に、肯定の立場から労働時間を減らすことで得られる経済効果や過労死を免れる人数を提示。審査員5人のうち4人の評価を得た。

 決勝では宇都宮(栃木)に敗れたが、メンバーは「昨年の23位から大きく順位を上げられた。週3回練習試合をするなど、取り組む姿勢を変えたことが結果につながった」と胸を張った。

 藤島は準決勝で宇都宮と対戦。肯定側で「労働者の健康状態改善につながる」、「1人当たりの仕事量が適切に分配される」などと流ちょうな英語で主張したが、惜しくも2-3で敗れた。

 リーダーの下浦優希さん(2年)は「言いたいことを詰め込みすぎて、主張が審査員に伝わらなかった」と悔やみながらも、「各メンバーが役割を全うし、楽しむことができた」と振り返った。

 大会は全国高校英語ディベート連盟が主催し、前回大会は2018年12月に福井市で開かれた。

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