事故で顔を負傷し、病院でマレーシア首相夫人から見舞いを受ける桃田賢斗選手(左)=1月13日、クアラルンプール近郊プトラジャヤ(ベルナマ通信提供)

 マレーシアの首都クアラルンプール近郊で1月13日、バドミントンの国際大会で同国を訪れていた男子シングルス、世界ランキング1位の桃田賢斗選手(NTT東日本)らを乗せたワゴン車が大型トラックと衝突し、ワゴン車の運転手が死亡、桃田選手は顔などにけがをした。

 マレーシアの警察当局などによると、桃田選手は命に別条はないが、鼻を骨折して唇付近を縫う負傷もした。日本バドミントン協会によると、全身を強く打って顎や眉間にけがをしたが、骨折の情報は入っていない。

 消防当局などによると、13日午前5時ごろ、桃田選手ら日本人3人を乗せたワゴン車がクアラルンプール空港に向け高速道路を移動中に事故が発生。同乗していたトレーナーの森本哲史さんは腕を骨折し、コーチの平山優さんも顔などにけがをした。

 マレーシアのサイドサディク青年・スポーツ相は病院で桃田選手らと面会、「痛ましい事故。桃田選手らが最善の治療を受けられるようにする」と述べた。ズルキフリ保健相は「CT検査などの結果、(桃田選手に)深刻なけがはなく、快方に向かっている。すぐ退院できるよう願っている」と話した。在マレーシア日本大使館の岡浩大使も見舞いに駆け付けた。

 国営ベルナマ通信によると、12日に桃田選手の試合を観戦したマハティール首相の妻シティ・ハスマさん(93)が病院を訪問。同通信が配信した写真には、鼻や右腕にガーゼを当て、眉間に切り傷のある桃田選手が写っている。

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