奉納するそばを打つ「ふくいそば打ち愛好会」の会員=1月13日、福井県福井市の佐佳枝廼社

 ふくいそば打ち愛好会の新春恒例行事「献上そば初打ち式」が1月13日、福井県福井市大手3丁目の佐佳枝廼社で行われた。打ちたてのそばを奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)や1年間の精進を祈願した。

 22回目の今回は県内外にいる51人の会員のうち、約30人が参加した。代表の3人が烏帽子と狩衣をまとって神楽殿へ。雅楽が流れる厳かな雰囲気の中、「こね」「延(の)し」「切り」の各工程を分担して10食分のそばを打った。この後、そばを本殿へ運んで奉納した。

 引き続き境内では会員たちがそろって400食分のそばを打った。訪れた参拝者は足を止めて会員たちの見事な手さばきに見とれていた。そばは2食セットにして200組の参拝者に振る舞われた。

 会長の田中高二さん(64)=福井市=は「県外のさまざまなイベントに参加して、おいしい福井のそばをPRし福井県の知名度向上に一役買いたい」と新年の抱負を語っていた。

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