「応援してくれた地元に恩返しをしていきたい」と語る元阪神投手の高橋聡文さん=2019年12月、福井県高浜町

 プロ野球中日ドラゴンズ、阪神タイガースでリリーフ左腕として活躍し2019年に引退した高橋聡文さん(36)が2019年末、古里の福井県高浜町内で福井新聞のインタビューに応じた。「これまで応援してくれた地元のために恩返ししていきたい」と今後の抱負を述べた。

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 高浜中学から高岡第一高校(富山県)に進み、2001年のドラフト会議で中日から8巡目指名を受けた。左のセットアッパーとして、10年は63試合登板し防御率1・61をマーク、リーグ制覇に貢献した。15年に阪神に移籍し、16年から2年続けて50試合以上に登板。通算532試合で26勝15敗2セーブ、141ホールド、防御率3・25の成績を挙げた。「気持ちで攻める投球が自分のスタイル。試合の流れを変える役割があると認められ、試合で使ってもらえたと思う」と救援一筋だった18年間を振り返った。

 「元々故障しがちだった」とけがの痛みと付き合ってきた。2019年9月に引退発表し「まだ続けたい気持ちはあったが、今は満足している」と話した。今後については「じっくり考えていきたい」とした。2019年のドラフトで、同じ高浜町出身の橋本侑樹投手(大商大)が中日に指名され「ドラフト2位は期待されている。焦らず頑張ってほしい」とエールを送った。

 2019年12月には、高浜町で出身チームの青郷クラブなど小学生対象の野球教室を開いた。今も肩に痛みがあるが、引退後初めて子どもたちとの対戦形式で投球を披露。「地元で野球が盛んになるよう野球教室などで力になれることがあれば協力していきたい。子どもたちには楽しんで野球をしてほしい」と述べた。

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