メールで届いた内定通知を手に、力走を誓う平井剛人さん=福井県福井市内

 夏休みに福島県の小中学生を福井県福井市殿下地区に招くサマーキャンプでボランティアとして支えている平井剛人さん(27)=福井市=には、スポンサー企業から内定通知が届いた。「福井でも震災の風化が進んでいる。僕が走ることで福島に目を向けてもらいたい」。福井と福島との絆のシンボルになれるよう、力走を誓う。

 サマーキャンプは、東京電力福島第1原発事故の影響が続く福島県の子どもたちに自然の中でのびのび過ごしてもらおうと2012年から行われている。平井さんは大学2年生だった13年から毎年参加し「元気いっぱい遊ぶ子どもたちの笑顔を見られるのがやりがい」と語る。

 聖火リレーのスタートが福島県だったことから「福島から来る聖火をつなぎたい」と応募。今月12日に内定通知が届き「頭が真っ白になった」。メールを読み返すうちに、喜びがこみ上げてきた。

 聖火リレー後はトーチを購入し、福島の子どもたちが殿下地区に来たときに見せるつもりだ。

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