はしご乗りの妙技を披露する越前三国鳶隊=1月11日、福井県あわら市トリムパークかなづ

 嶺北消防組合の出初め式が1月11日、福井県あわら市トリムパークかなづで行われ、坂井消防団の「越前三国鳶隊」がはしご乗りの妙技を果敢に披露。士気を高め、今年一年の無火災を祈った。

 木やり歌が流れる中、90人がそろいの法被姿で登場。八十島一司隊長が「一筆啓上火の用心 火消し男の心意気 今に伝えし荒技を いざ披露せん」と高らかに口上を述べ、5隊に分かれ演技を開始した。

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 5人の演技者は、高さ約6メートルの竹ばしごに軽やかに駆け上がり「火の見」「しゃちほこ」など5隊そろっての一斉演技や、各隊の自由演技で次々と技を披露。はしご上部のひもに片足首を固定し、水平に身を伸ばす大技「鶯(うぐいす)の谷渡り」から、逆さで大の字になる「肝返り」の豪快な連続技が決まると、見学者から大きな歓声が上がった。

 式には消防職員、坂井、あわら両市の消防団員、来賓ら約1100人、消防車両48台が参加。功労者や永年勤続者ら264人と10の分団を表彰。分列行進や一斉放水も行った。

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