北陸新幹線

 JR東日本は1月9日、昨年10月の台風19号で被災した北陸新幹線の定期ダイヤが、3月14日のダイヤ改正に合わせ全面復旧すると発表した。定期列車の本数が現在、上下1本ずつ少ない東京―長野間の「あさま」が元に戻ることで実現する。

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 長野市の車両センターで、全車両の3分の1に当たる10編成120両を失った影響は大きく、乗客が集中する大型連休や週末などに増発する臨時列車を含めた完全復旧には、なお時間がかかる。東京―金沢間直通の「かがやき」「はくたか」の定期ダイヤは昨年11月末までに回復している。

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 JR東によると、あさまのダイヤ復旧は、堤防決壊による浸水のため機能停止に陥った長野市の車両センターに2編成の列車を止める機能が回復する見通しが立ったため。現状ではセンターが使えないため、長野駅止まりの列車を各地の駅に留め置くなどしている。

 北陸新幹線は台風のため約2週間、全線直通運転ができなくなった。再開後は、上越新幹線に入っている同型車両の転用や、新造車両を北陸に優先投入し、ダイヤ回復を進めてきた。

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