経済産業省が2020年1月8日発表した6日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、2019年12月23日時点の前回調査と比べて1円30銭高い150円10銭だった。調査のなかった年末年始を除き、9週連続で値上がりした。150円台の高値になったのは昨年5月27日時点の調査以来、約7カ月半ぶり。福井県は1円10銭値上がりし151円70銭。

 調査した石油情報センターによると、米イラン情勢緊迫化の影響も出た。1月に入り米軍がイランの有力司令官を殺害したニュースが伝わったことで、小売業者に値上げの動きが出たもようだ。センターは来週の調査でも値上がりを予想。高値が続けば家計への影響が大きくなりそうだ。

 直近では、米中貿易協議の部分合意で世界経済の先行き懸念が後退し、石油製品の需要が高まるという見方から価格が上がっていた。米イラン情勢が値上がり傾向に拍車を掛けた。

 地域別では45都道府県で値上がりした。上げ幅は和歌山と鳥取の2円60銭が最大で、山口の2円50銭、香川の2円40銭が続いた。値下がりは佐賀だけ、横ばいは高知だけだった。

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