福井国体の総合閉会式ご臨席のため来県された秋篠宮ご夫妻=2018年、福井県永平寺町の福井県立大学永平寺キャンパス

 秋篠宮ご夫妻の地方公務の一つで、2020年の福井県内開催が決まっていた「第31回全国『みどりの愛護』のつどい」について、福井県と福井市は1月7日、開催日が5月16日になったことを発表した。杉本達治福井県知事は1月7日の年頭会見で「人と自然が共生している福井の里地、里山、里海の素晴らしさを発信していきたい」と意気込みを示した。

 つどいは都市緑化意識の啓発などを図るため1990年に始まった。天皇陛下が皇太子時代に担われた七つの重要地方公務の一つで、代替わり後の昨年から秋篠宮ご夫妻に引き継がれた。

 2020年は福井市の福井運動公園で行われることが19年1月に決まっていた。全国の緑化関係団体などから最大で約1500人が参加。式典で功労者表彰を行うほか、出席者代表が記念植樹する予定となっている。国土交通省と県、福井市で主催し、3者でつくる実行委員会が式典内容などを協議している。

 杉本知事は「例年であれば秋篠宮ご夫妻がおいでになるとのことで、準備を進めていく。(過去のつどいでは)国体と同様、式典前に伝統芸能を披露したり、会場に食のブースを設けたりした。それを参考に協議する」とした。

 福井市の東村新一市長も年頭会見で「福井の魅力ある食や観光のPRはもちろん、おもてなしの心で参加者を迎えられるよう県などとしっかり準備する」とし、2023年春の北陸新幹線福井開業に向け、「県都にふさわしい緑豊かで魅力的なまちづくりを進める契機にしたい」と述べた。

 県によると、秋篠宮ご夫妻は直近では18年秋に福井国体総合閉会式臨席のため来県された。つどいで来県されれば、公務では秋篠宮さまは通算7回目、紀子さまは6回目の訪問となる。

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