2020年に行われる福井県内の高浜町長選挙、小浜市長選挙、鯖江市長選挙、勝山市長選挙の日程

 2020年の福井県内首長選は、小浜市長選挙、鯖江市長選挙、勝山市長選挙と高浜町長選挙がある。5月に任期満了を迎える高浜町長選は、4選を目指す現職と新人が立候補を表明しており、選挙戦が濃厚だ。小浜市長選は、現職が4選を目指して出馬の意向を明らかにしている。現職が引退を表明した勝山市長選には、後継候補が出馬の意向を固めている。市町議選は予定されていない。

 ■小浜市長選挙

 現職の松崎晃治氏(61)が昨年12月の定例市会で、4選を目指して出馬する意向を表明した。今のところほかに表立った立候補の動きは見られず、4期連続無投票の公算が大きくなっている。

 松崎氏は市会で、北陸新幹線小浜開業に向け、2023年春の敦賀開業から切れ目ない着工が最も重要だと訴えた。その上で自身が培ってきた「経験、人脈、ネットワークをフルに生かすことが、より早く小浜市の活性化に資する」と強調した。

 松崎氏は市内に15の後援会組織があり、基盤は強固。手堅さに定評があり08年の初当選以来無投票が続いている。

 ■鯖江市長選挙

 4期目の現職、牧野百男氏(78)は現時点で、5選出馬について態度を表明していない。2019年12月の定例市会では「残りの任期期間を全力で全うすることが責務であると考えている」と述べるにとどめた。これまでの市長選では6月市会で出馬の意向を示していた。

 ほかにも表立った動きは今のところ見られない。

 牧野氏は県議1期目途中に辞職し2004年の市長選で初当選。08年に再選し、12、16年は連続で無投票当選だった。

 ■勝山市長選挙

 現職で5期目の山岸正裕氏(74)は2019年12月の定例市会で、今年12月25日に任期満了を迎える市長選に出馬せず、今期限りでの引退を表明。「スムーズな市政の継続」が必要として、後継候補に副市長の水上実喜夫氏(60)を指名した。水上氏は出馬の意向を固めている。

 任期満了まで約1年での動きは、選挙戦になる可能性を見据え、早めに態勢を整える狙いもある。

 2016年の前回市長選で山岸氏との一騎打ちの末、211票差で敗れた元市議は、立候補を視野に入れながら準備を進めている。

 ■高浜町長選挙

 現職で3期目の野瀬豊氏(59)が昨年12月、4選に向けて立候補を表明した。これに先立つ2019年11月には、元県議の一瀬明宏氏(62)が前回2016年に続く出馬を表明した。ほかに目立った立候補の動きはなく、選挙戦は前回同様、両氏で争う構図となりそう。

 野瀬氏は08年に無投票で初当選した。原子力や人口減の対策など「まだ十分に役割を果たせていない」と意欲を示す。

 県議を3期務めた一瀬氏は前回落選後すぐに再挑戦を決めたといい、「当選したら企業誘致のトップセールスを行う」としている。

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