独特の掛け声と鈴の音を響かせ寒行托鉢に向かう雲水たち=1月6日、福井県小浜市伏原

 福井県小浜市伏原の曹洞宗発心寺(ほっしんじ)の寒修行が1月6日、始まった。素足にわらじを履いた雲水たちが「ほぉー」と大きな声を上げながら、市内を托鉢して回った。

 新春の風物詩で、寒さが厳しくなる「寒の入り」から、2月3日の節分まで続く。

 好天に恵まれた初日は午前8時ごろ、黒い衣に網代笠を目深にかぶった20~70代の雲水4人が、一列になって山門を出発。同寺周辺のあぜ道を抜け、昔ながらの町並みが残り国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された「小浜西組」の路地など市内約10キロを歩いた。

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 市民は雲水の独特の声、鈴の音を聞くと家の外に出て待ち、雲水に浄財を手渡すと頭を下げ手を合わせていた。

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