2019年春にオープンしたスケートパーク。県内外から多くの愛好家が訪れている=福井県福井市のふくい健康の森

 2019年春、福井県福井市の「ふくい健康の森」にオープンした、スケートボードを楽しめる県内初の公設スケートパークが好評だ。スケーター憧れの世界各地の「聖地」を再現していることもあり、SNS(会員制交流サイト)などで評判が拡散。半年余りで北海道など遠方を含め、各地の愛好家ら約4千人が利用するなど人気を集めている。

 スケートパーク整備は、屋外施設大規模改修の一環で、2019年4月10日にオープン。広さ約3千平方メートルで、競技用の「コンテストコース」と、手すりや階段などまちなかを再現した「ローカルエリア」がある。

 デザインやセクション(構造物)の内容は県スケートボード協会が監修。れんが風の壁や赤いベンチなど、米ロサンゼルスやサンフランシスコのイメージを取り込んでいる。

 利用者数は5月の960人を最高に、10月末までで計3838人。パーク利用に必要な登録者は11月末現在で1631人に上る。9月には全日本協会公認の中部アマチュア大会も開かれた。

 県外からも多く訪れている。開業後、愛好家らが動画投稿サイトにスケートパーク利用の様子を投稿。認知度が上がり、登録者数の4割超は県外で、愛知や石川をはじめ、北海道や山口の愛好家も登録している。10月、横浜市から友人4人と車で訪れたという男性は「SNSでの評判を見て初めて福井に来た。こだわりが感じられる造りで、ゆったり滑れる広さ。こんな良い施設、関東にはまずない」と絶賛していた。

 東京五輪での正式競技採用も追い風に、県内関係者が目指すのは競技人口の拡大や競技レベルの向上だ。県協会は「上級者はもちろん、初心者から楽しめるパーク」と話し、2020年4月からは月1回のペースで教室を開催していきたいとしている。

 スケートパークは午前9時~午後9時で月曜は休み。事前登録が必要で、利用料は一般400円、大学・高校生200円、中学生以下100円。問い合わせは健康の森=電話0776(98)8020。

関連記事