ごまをふったような体の模様から、その名がついたゴマフアザラシ。くりくりとした目もかわいらしく人気者です。体の大きなゴマフアザラシですが、泳ぎはとっても上手です。でもよく見ていると、背中を下に、おなかを上にして、仰向けで泳ぐゴマフアザラシもいます。なぜでしょうか? 飼育している福井県坂井市の越前松島水族館の担当者に話を聞きました。

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 ゴマフアザラシは日本の北にあるオホーツク海やベーリング海にすんでいて、流氷の南下と一緒に北海道の沿岸に姿を見せます。体重80~100キロにもなる巨体の持ち主ですが、警戒心がとても強い動物です。

仰向けで泳ぐゴマフアザラシ=福井県坂井市の越前松島水族館

 水族館ではエサとしてサバを与えていますが、野生のゴマフアザラシは海の底にいるカニなども食べるようです。飼育担当者によると、海底のエサを探しやすいように目を下に向けて、つまり仰向けになって泳ぐ習性があるといいます。仰向けになって泳ぐのは底の方を見るためだったんですね。

気持ちよさそうに泳ぐゴマフアザラシ=福井県坂井市の越前松島水族館

 またアザラシのかわいらしいしぐさとして、おなかをひれでたたくことがあります。「ペチペチ」とかわいらしい音がしますが、実は威嚇の意味があるということです。

おなかをたたくゴマフアザラシ=福井県坂井市の越前松島水族館

 取材したゴマフアザラシがいるのは、越前松島水族館(福井県坂井市三国町崎)。年中無休です。

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