丸岡―長崎総合科学大付 後半、同点ゴールを決める丸岡・田海寧生=12月31日、駒沢

 サッカーの全国高校選手権第2日は12月31日、東京・駒沢陸上競技場などで1回戦15試合が行われ、福井県代表の丸岡は長崎総合科学大学附属に3-2で逆転勝ちした。

⇒【写真】1回戦の写真をもっと

 後半に追加点を許し1-2の崖っぷちに立たされても、負ける気はさらさらなかった。丸岡はFW田海寧生主将が「落ち着いていた」と鮮やかに同点弾を決めると、直後に河上英瑞が決勝ゴール。強豪と渡り合ってきたイレブンの成長を示す、粘りの逆転劇だった。

 1-2とされた後半28分、指揮官が動く。182センチのDF河上を前戦に置き、両サイドからボールを集めるパワープレーを展開。作戦がはまり、その河上がゴール前にアシスト。「練習通りの角度」と田海主将が右足で軽くタッチし、横っ跳びするGKの左を抜いてサイドネットを揺らした。沸き立つ応援席。流れを引き寄せると、河上が勝利の一発を決めた。

 田海主将には逆転への確信があった。前回の全国選手権と今年の高校総体(インターハイ)でベスト16入り。今季5年ぶりにUー18(18歳以下)プリンスリーグ北信越に参入し、富山第一など全国レベルのチームとの対戦経験を積んだ。「厳しい場面を何度も乗り越えた。それが生きた」

 次戦は静岡学園戦。過去に対戦したことがなく戦力が未知数な部分もあるが、丸岡には勢いがある。小阪康弘監督は「思いっきりやるだけ。選手も僕も楽しみにしている」。前回に続く16強入りへ自信が漂った。

関連記事