福井のお年玉の相場に東京出身者驚き【ゆるパブ】

こんにちは!ゆるパブメンバーのちばです。いよいよ2019年も終わりが近づき、2020年がやってきます。師走はなにかとバタつく時期ですが、子供たちにとっては冬休みに突入し、クリスマス、大みそか、お正月とイベントが目白押し。そしてなにより待ち望んでいるのが『お年玉』かも。僕は東京で生まれて育ったので、子供の頃は東京でお年玉をもらっていましたが、福井に移住してきた今は逆にお年玉をあげる側に。その時思ったのが「子供の時、こんなにもらってたっけ?」という違和感。あげる側になってみて「なんだよ!東京にいるときぜんぜんもらってなかったのに!」って思ってしまったのです(笑)。もちろん時代の変化があるし、家庭の経済状況などもあるかと思いますが僕が福井県に住んでみて感じたことにその違いのヒントが隠されていました。

■お年玉ランキング調べてみたら…

で、調べてみました。いったいお年玉総額の全国ランキングで福井県は何位なのか?と。そもそもそんなランキングあるのか?と思いきやちゃんとありました。クートンという会社が2016年にランキングを発表していて、なんと福井県は全国2位!お年玉総額は32500円。19460円で29位の東京と比べるとなんとほぼ倍の金額です。「おいおいやっぱりか!東京の子供たちはもらう金額少ないじゃん!」って思いましたが、移住してきて東京との違いを感じて考えてみるとそれも頷ける。どんなところがその違いを作っているのか?僕の考察はこうです。

(1)共働き率が全国でも高い県なのでそもそもの単価が高い

この率は全国1位を誇る福井県。家の人が全員働きに出ていれば、きっとお年玉の単価もあがるはず。東京もいまとなっては核家族が増え共働きも多いと思いますが、当時は専業主婦が多かったです。ちなみにお年玉の相場は住信SBIネット銀行の調査では、小学生低学年で3000円、高学年で5000円、中学生は5000円もしくは1万円だそうです。東京の時そんなもらってなかったよ…。

(2)親戚が密集している

福井に住んでびっくりしたのが、僕の住む地域は特に親戚同士の家がめちゃめちゃ近いってこと。三世代同居なら三世代が同じ小学校だったり近所にいとこや叔父叔母がいる。東京は純粋な東京人が少なく地方から出てきたひとが多いので(うちの場合、父→秋田、母→東京、祖父母→岩手)近くに親戚がほぼいない(笑)僕の叔父叔母は群馬と福岡だし、正月だからと言って全員が東京にくるわけでもなく、こちら側から行ったとしても一か所しかいけないので、もらえる数も少ないのが現実でした。

(3)遊園地等が近くにない

東京は恐ろしいくらいに‘お金をかけて遊ぶ場所’があります。買い物をする場所も親泣かせくらいに多いので、福袋等を買うことでお年玉を減らす家庭も多いかもしれません。福井は買い物する場所が限られているので、その分をお年玉の金額に乗せているのかも。

(4)伝統などを大事にする場所

男の子が生まれると天神様の掛け軸をかけるというのは福井に来て初めて知りました。地域では伝統的なお祭りも多く、文化を大切に残す福井県。お年玉のルーツはもともとお餅だったらしく、年神様からの御魂を家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えたそうです。それを考えると、文化的なものを大事にするからこそ「神様の魂はしっかりと」との考えがあるのかも?!家長の威厳を保つために額も多くなのかな?

そんな感じで福井のお年玉を考えてみましたが、金額うんぬんよりもその文化やその気持ちが大事なのかも(と親としては言いたい)。そのお金を使って子供たちがなにをどう感じて、どのように使って将来へつなげていくのかは、お年玉をあげるよりもしなければいけない親としての教育なのかもしれません。と言いつつも、子供側からすればもらえる額が多いに越したことはない(笑)。お年玉という一つの文化から始まる一年。親だってお年玉もらいたい!と願いながら、親から受け取ったお年玉で子供たちは世代をつないでいくのでしょう。そのうちお年玉もキャッシュレスになるのかな。
 

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