高浜原発=福井県高浜町

 原子力規制委員会は12月25日、定例会合を開き、関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の蒸気発生器(SG)の細管計5本に摩耗痕と減肉が確認されたことについて、関電の原因分析と再発防止策を妥当と了承した。これを受け、関電は当該細管に栓をして使わないように処置した上で、2020年1月末に原子炉を起動する予定。

 関電は、2018年5~9月に実施した前回定検で複数のステンレス片の異物がSGに入り込み、細管と繰り返し接触したことが減肉の原因と推定。異物混入の可能性がある2次系の弁などの点検には作業着を着替えたり、異物がないかファイバースコープで確認したりするとした。異物混入防止策や現場パトロールの実施状況は、規制庁の検査官が現場確認するとしている。

 会合で、更田豊志委員長は「(細管の減肉が)高浜3号と4号で続いていることをきっちりとらえて、通常の管理の徹底のほかに、作業に社員が立ち会うなどしてほしい」と求めた。

関連記事