正月用のかまぼこ作りに追われる従業員=12月25日、福井県福井市高柳1丁目の安田蒲鉾

 おせち料理を華やかに彩る「かまぼこ」。福井県福井市高柳1丁目の安田蒲鉾(やすだかまぼこ)で、正月向けのかまぼこ作りがピークを迎えている。めでたい紅白のかまぼこが次々と蒸し上がり、工場には一足早い迎春ムードが漂っている。

 同社では12月20日から、通常の約10倍に当たる1日3万本ペースで製造。連日午前3時から午後6時まで、社員とアルバイトの約60人が交代で作業している。31日までに約25万本を県内の量販店や県外の料亭などに出荷する予定。

 正月向けのかまぼこは、スケトウダラやグチのすり身を使った高級品が主流。しなやかな弾力と舌触りの良さが特徴で、紅白や豪華な金箔入りなど20種がある。安田泰三社長は「かまぼこの命は歯切れと弾力。高級品はツルッとして舌触りもいい」と話していた。

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