雪のない青空の下、元気にブランコをこぐ子どもたち=12月25日、福井県福井市の福井少年運動公園

 福井県福井市では12月25日も初雪が観測されず、福井地方気象台が統計を始めた1898年以降、5番目の遅さとなっている。ただ、27日夜遅くから28日明け方にかけて雪が降る可能性がある。

 同気象台によると、福井市で初雪の観測が最も遅かったのは1900年1月2日。27日に初雪となれば、1916年の12月26日を抜いて4番目に遅い観測日となる。記録的な暖冬だった昨シーズンの観測日は12月9日だった。

 新潟地方気象台が25日に発表した2019年の北陸地方の天候経過速報によると、福井市の年平均気温は12月20日時点で過去最高の15・9度。この冬はインド洋、太平洋の海面水温が高くなり北西の偏西風が蛇行したため、大陸の寒気の南下が弱くなっているという。

 25日の福井市の最高気温は14・6度。同市の福井少年運動公園では、冬休みの子どもたちが雪のない青空の下で元気にブランコをこぎ、歓声を響かせていた。

関連記事