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W杯の見どころは…肉体美?  気になるのはピチピチユニホーム

(2014年7月3日午前11時03分)

 ピチピチユニホームで魅せるジェルビーニョ(左)=日本−コートジボワール戦、右は内田  ピチピチユニホームで魅せるジェルビーニョ(左)=日本−コートジボワール戦、右は内田


 史上最強とうたわれた代表チームの活躍に日本中の期待が集まったサッカーのワールドカップ(W杯)。その大事な初戦(6月15日)は、日本時間で日曜午前10時のキックオフだったこともあり、多くの人がテレビの前で見守ったことだろう。私もその一人だったのだが、本田の先制ゴールに列島が沸く中、実は全く別のことに心を奪われていた。対戦相手・コートジボワールのユニホームが…そろいもそろって異様なまでに体にフィットしてはいませんか。体格がよすぎて収まりきらないのか、そもそもこういうつくりなのか。肩や胸回りはもちろん、普通はだぶつくはずのウエストにも布地の余りがほとんどなく、腹直筋の細かな凹凸まではっきりくっきり。いったん気になり始めるともうだめで、応援そっちのけで目がオレンジ色のユニホームを追ってしまった。日本の逆転負けがそのせいじゃないことを祈りたい。切に。

 あんまり気になったので試合終了後に「コートジボワール ユニ(ユニホーム)」でツイッター検索してみた。すると応援コメントに混じって、あるわあるわ。「ピチピチ」「フィットしすぎ」「胸板すげえ」「乳首が」…。なんだ、みんな気になってるんじゃないか。

 ツイートを追っているうちに、興味深い事実をつかんだ。ピチピチはプーマ製ユニホームの特徴らしい。調べてみると、今大会の出場国でプーマを採用しているのはアルジェリア、カメルーン、コートジボワール、ガーナ、チリ、ウルグアイ、イタリア、スイスの8カ国。確かにどこも体にぴったりフィットしたデザインだ。注目すべきは採用国の分布で、なぜかアフリカ勢に絶大な人気を誇っている。やっぱり体格がいいからつい見せびらかしたくなるのだろうか。

 プーマジャパンによると、あのピチピチは「PWR ACTV」という最新テクノロジーの効果を最大限に引き出すためという。ユニホームに仕込んだ特殊なテープがマッサージのような働きをして、筋肉の動きを助けるのだという。肌に接していないと効果が得られないから、できるだけ体のラインに沿ったデザインになるというわけ。ピチピチにはちゃんと意味があったのだ。アフリカ勢に人気の理由を聞いてみると「昔からつながりが深かった、としか…」。もちろん筋肉を見せるのが目的ではないそうだ(当たり前)。

 意図したことと違うとはいえ、ピチピチユニホームは各国のトップ選手の肉体美を余すところなく見せてくれる。せっかくなので8カ国の中から最もピチピチに着こなしている“ベスト・ピチピチ・ドレッサー”を個人的に選んでみることにした。本命はやっぱりアフリカ。盛り上がった大胸筋と引き締まったウエストの対比が美しいコートジボワールのジェルビーニョか、はち切れんばかりの腹筋がユニホームに見事な陰影を描き出すカメルーンのジャンか…。気付けば毎晩のように眠い目をこすりながらテレビ中継を追いかける日々。うん、この調子でもうしばらく、日本のいないW杯を楽しめそうだ。(高田麻美・共同通信記者)

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