マジっすか?
と、一言で終わらせたくなるようなタイトルインパクト。はなから疑心暗鬼が拭えない。が、それでも買ってしまうのは、「もしかしたら…!?」という1%の期待があるから。
著者の主張は首尾一貫、ぶれることなく「好きなものを食べなさい」。好きなものを食べれば、自分のことが好きになって、少しずつ性格も変わって、幸せな恋愛ができるようになる。
美容にいいから、健康のために、と無理して好きでもないものを食べたり、太りたくないからと好きなものを諦めたりするのではなく、自分の好きなものに正直になりなさい、と。
自分の体を大切に扱っていれば、周りに大切に扱われるようになる。だから、体の欲しているものを、自分で見極められるようになることが重要なのだ。
とはいえ、ジャンクフードやお菓子、栄養のないものなどは当然、体に悪いもの。「子どもの食べものではうまくいかない」と、100円のアイスよりは高級アイス、10円のチョコよりは高級ショコラティエのチョコを選ぶなど、年を重ねても、質のいいものを食べていればいい女になれるのだ、と説く。そしていい女になれれば、幸せな結婚も近づくという。いや、わかるけど……なんだかねえ。
もっとも私には、深夜のオリンピック観戦のお供にポテトチップを一袋食べてる時点で、この本の善し悪しを語る資格もないんですが。
(WAVE出版 1200円+税)=江藤かんな