藤井(福井高出身元ロッテ)入団へ BCL福井
(2009年1月19日午後7時59分)
2006年のロッテのキャンプで投げ込みを行う藤井
福工大福井高出身で元千葉ロッテの藤井宏海投手(23)が、BCリーグ福井ミラクルエレファンツに入団する見通しになった。25日にも正式に発表される予定。エレファンツの天野監督は「戦力としてはもちろん、若い選手の手本になってくれることを期待している」と話している。
藤井は永平寺町出身の右腕。伸びのある140キロ超の直球と、鋭いスライダーのコンビネーションを持ち味とする。福工大福井高時代は2002年夏と03年春の2度甲子園に出場。03年のドラフト7巡目でロッテに指名された。
高校3年時には高校日本代表に選ばれアジアAAA選手権に出場、打者でも非凡なセンスをみせた。ロッテには野手として評価を受け入団したが、チーム事情などもあって投手と野手の転向を繰り返し、思うような結果を残せなかった。
07年秋に戦力外通告を受けたが、年齢的にまだ若く、技術や体力面の衰えもないことから、08年には社会人野球の三菱自動車岡崎に移籍。投手陣の柱の1人として活躍し、直球は最速147キロをマークした。
エレファンツは元NPB(日本プロ野球組織)投手だった天野監督が監督就任と同時に現役を退いた。このため、藤井が唯一のNPB経験者となる。昨季、石川で15勝を挙げた南和彰(福工大出身)とはNPBの同期。今季の藤井には同じような活躍が期待される。
ただ、天野監督は「新加入、残留選手とも投手陣のレベルは高い。藤井のために先発や抑えの枠を空けているわけではない」とし「3月から始まるオープン戦の中で、自分の働き場を勝ち取ってほしい」と話している。
藤井は「この1年、古里でがむしゃらに頑張って復活し、もう一度NPBへ戻りたい」と、並々ならぬ意欲を燃やしている。