福井県の総合ニュースサイト


2011年3月29日(火曜日)

【教育みち案内】 うちの子が、いじめだなんて…


 小学5年の息子の母親です。先日、授業参観に行った折、「うちの子どもが、お宅の息子さんにいじめられています」と言われました。「うちの子がいじめだなんて…」とびっくりしてしまい、主人に話したところ、主人は子どもを叱りつけてしまいました。相手の方には謝りましたが、息子のことが分からなくなり、悩んでいます。
 

話を聞き状況把握を

 突然の事でびっくりされたでしょう。いじめの問題は昔からいろいろと言われていますが、一向になくならないですし、非常に多様なケースが多くて、解決に特効薬もありません。ただ、いずれのケースにおいても、まずは息子さんと落ち着いて話し合うことが必要です。

福井少年鑑別所統括専門官立川晃司

福井少年鑑別所統括専門官
立川晃司

息子さんの話を聞かずにいきなり叱りつけてしまうのは、親の驚きをそのまま子どもにぶつけるだけで、良い結果は生まれません。ご主人の驚きは当然かと思いますが、まずは冷静になることが必要です。
 そして、いじめの場面について、どのような状況であったのか、相手の話だけでなく、できれば担任の先生も交えるなどして、事態をきちんと把握するようにします。
 そうすると、息子さんはいじめるつもりではなかったのに、相手のお子さんがそう感じてしまったり、場合によっては、本当に息子さんが親の前では見せたことがない態度を取っていたりと、いろいろと分かってくると思います。
 その場合の対応についてはそれぞれ異なりますが、大切なのは、いじめの事実はどうであれ、子どもの件で周囲から言われた際には、びっくりしたり、ムッとしたりするかもしれませんが、「よくぞ、うちの子のことを話してくれました」という前向きな受け止め方をしていただき、息子さんと一緒に「どうしたらいいかな。こうやっていこうか」などと話し合ってください。そうすることで、より良い方向に向かうことが多々あります。
 このような相談を当所でも受け付けております。☎0776(25)5036まで、お気軽にご連絡ください。

福井新聞ご購読のお申し込み D刊お申し込み

ニュースランキング

弔電サービス「わたっくす」

ぷりん

福井新聞文化センター 風の森倶楽部


[ スマホ版はこちら ]

〒910-8552 福井県福井市大和田2丁目801番地

TEL:0776-57-5111

本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断掲載を禁じます。