福井県の総合ニュースサイト


全国の速報

福井のニュース  北陸新幹線

北陸新幹線敦賀開業、65%知らず 石川、富山で宿泊客調査

(2017年4月21日午前11時00分)

拡大 北陸新幹線敦賀開業アンケート 北陸新幹線敦賀開業アンケート


 福井県敦賀市が2023年春の北陸新幹線敦賀開業の受け皿づくりに向けて行ったアンケートで、新幹線などを利用して石川、富山両県の駅周辺に来た宿泊客のうち、約76%が敦賀を訪れたことがなく、約65%が敦賀開業を知らないと回答した。認知度が低く、特に関東の客は敦賀の観光地にほとんどイメージを持っていないことが分かり、市は首都圏への情報発信を強化する。

 市の委託を受けたJTB中部福井支店が、昨年8月中旬から9月末にかけ、新幹線金沢駅、富山駅、新高岡駅周辺に宿泊した客を対象にアンケートした。金沢宿泊120人、富山宿泊73人、高岡宿泊115人の計308人から回答を得た。

 「敦賀に訪れたことがあるか」の問いに対し「ない」と答えた割合が最も多かったのは、金沢宿泊の95%。高岡宿泊66%、富山宿泊60%だった。「新幹線の敦賀延伸を知っているか」に対しても、「知らない」とした割合は金沢宿泊が75%、高岡宿泊64%、富山宿泊48%と続いた。金沢宿泊の敦賀の認知度が低いのは関東客が多いためとみられる。

 敦賀のイメージを聞いたところ未記入が目立ち、最も多い回答は「原発」で金沢宿泊6人、富山宿泊12人、高岡宿泊11人の計29人。「敦賀で思い当たる観光地」を尋ねる問いでは、関東客133人のうち記入があったのは気比神宮の1件しかなかった。

 「新幹線が延伸したら敦賀に訪れてみたいか」の問いには、3市宿泊ともに8割以上が「機会があれば訪れたい」などと訪問を希望する回答だった。

 また、同福井支店は市内の観光地や祭りなど80カ所以上を現地視察。「金ケ崎周辺や博物館通りなどはハコモノ施設が多い印象。今後のコンテンツとして、海水浴時期以外に水島を展望できる場所の整備や(休線の)敦賀港線を利用した体験型観光を開発すべきだ」と分析した。

 市はアンケート結果を受け本年度、福井―東京間の高速バスに敦賀の観光地の図柄をラッピングしたり、首都圏のコンビニ店などのレジ袋約30万枚に敦賀をPRするプリントを施したりする。受け皿づくりに向けた市民対象の勉強会やワークショップも開く方針。

 同福井支店の報告書は市ホームページに掲載している。

福井のジャンル

福井新聞ご購読のお申し込み D刊お申し込み

ニュースランキング

弔電サービス「わたっくす」

ぷりん

福井新聞文化センター 風の森倶楽部


[ スマホ版はこちら ]

〒910-8552 福井県福井市大和田2丁目801番地

TEL:0776-57-5111

本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断掲載を禁じます。