福井県の総合ニュースサイト


全国の速報

福井のニュース  北陸新幹線

北陸新幹線の福井県用地8割取得 3月末までにおおむね完了へ

(2017年2月16日午後5時00分)

拡大 福井県内北陸新幹線用地の市町別取得率 福井県内北陸新幹線用地の市町別取得率


 15日開会した2月定例福井県議会の提案理由説明で、西川一誠知事は北陸新幹線延伸工事に関し福井県内区間の用地取得率が今後取得確実な用地を含め8割になったと報告した。昨年4月から事務所体制を強化した結果、6月時点の22%から4倍近くに伸びた。敦賀開業が6年後に迫る中、知事は「鉄道建設・運輸施設整備支援機構や沿線市町とともに速やかな用地取得に全力を挙げる」とし、今年3月末までにおおむねの完了を目指す考えを強調した。

 県新幹線建設推進課によると、取得の必要な約85万平方メートルに対する用地取得率(面積ベース)は15日現在で71%。沿線7市町別では▽福井市92%▽あわら市92%▽鯖江市74%▽南越前町62%▽越前市66%▽敦賀市61%▽坂井市39%―となっている。えちぜん鉄道が仮線運行している福井市内の新幹線用地など、取得が確実な用地を加えると全体の取得率は79%になる。

 鉄道・運輸機構は、高架橋建設に約3年、軌道・電気工事、試運転に約3年かかると想定している。このため、開業6年前に用地取得をおおむね完了する必要があり、県は昨年4月に敦賀事務所を新設し坂井、福井、丹南との4事務所体制に強化していた。

 知事は大阪開業まで当面の終着駅となる敦賀駅周辺のまちづくりにも言及した。「金ケ崎エリアのにぎわい創出に向け、赤レンガ倉庫に続く新たな集客施設の整備や、敦賀駅構内の転車台など鉄道遺産の活用方策を市と検討していく」と述べた。
 
 
 また福井県若狭地方と滋賀県湖北を結ぶ「琵琶湖若狭湾快速鉄道(リゾート新線)」について、嶺南6市町が北陸新幹線敦賀市以西のルートが小浜市から京都市へと決まったことから建設促進運動を中止することを受け県は、県会に15日提案した2017年度当初予算案に基金への積立金3億円を計上しなかった。また16年度当初予算に盛っていた3億円を減額するための2月補正予算案を提案した。

 リゾート新線の建設費に充てるため、嶺南6市町は嶺南広域行政組合の基金に約31億円、県も別の基金に約50億円積み立ててきた。

 本会議後の全員協議会で野田富久議員(民進・みらい)は、県が拠出した基金の使い道について「当初の目的と使途が変わる以上、議会で審議する必要がある」とただした。理事者は「嶺南6市町は新幹線を生かしたまちづくりに活用したいとの意向があると聞いている。各市町との協議や議会の意見を十分に踏まえ、年内をめどに結論を出したい」と述べた。

福井のジャンル

福井新聞ご購読のお申し込み D刊お申し込み

ニュースランキング

弔電サービス「わたっくす」

ぷりん

福井新聞文化センター 風の森倶楽部


[ スマホ版はこちら ]

〒910-8552 福井県福井市大和田2丁目801番地

TEL:0776-57-5111

本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断掲載を禁じます。