福井県敦賀市鞠山の鞠山海水浴場の防波堤沿いに10日、深海魚「リュウグウノツカイ」が沈んでいるのを釣り客が見つけ引き揚げた。全長約3メートルで、釣り客らは“珍客”の姿に目を丸くしていた。
同日午後2時ごろ、釣りをしていた中村政靖さん(44)=同市和久野=が、海中にきらきら光る「パイプのような」物体を発見。よく見たところ、リュウグウノツカイだと分かったという。すでに死んでいたが体に目立った傷は無かった。
中村さんは「標本を見たことはあるが、海では初めて」と銀色に輝く魚体を眺めていた。県海浜自然センター(若狭町)によると、沖合で弱ったり、死んだりしたリュウグウノツカイが、波で岸に打ち寄せられたと考えられ、この時期は県内の海岸でも確認されることがあるという。