屋根雪下ろしの転落事故により、1月に入って福井県勝山市で2人が死亡していることが27日、同市への取材で分かった。同日も2人が屋根雪下ろしで重傷を負った。
市や勝山署によると、同市平泉寺町平泉寺で6日、75歳男性が雪下ろし中に高さ約4メートルの下屋から落ち、2日後に出血性ショックで死亡した。21日は同市遅羽町下荒井で74歳男性が、下屋から転落して倒れているところを発見され、間もなく死亡した。
27日は午前11時50分ごろ、同市鹿谷町発坂の38歳男性が、自宅の雪下ろし中に下屋から落ち、右足を骨折した。午後1時半ごろにも、同市長山町1丁目の82歳男性が、脚立から落ちて腰の骨を折った。
市のまとめでは、昨年12月以降の雪下ろし中の事故は計5件となり死者2人、重傷3人。市内で2メートルを超す大雪となった昨シーズンは10件で死者1人、重傷を含むけが人は9人だった。
市は27日、市内基準点の積雪深が1メートルを超えたため、昨年に続いて雪害対策室を設置した。対策室は「雪下ろしの際にはヘルメットや命綱をつけ、必ず複数で行うなどしてほしい」と呼び掛けている。