福井県の総合ニュースサイト


全国の速報

福井のニュース  社会

温暖化で「どか雪」頻度増す恐れ 大気中の水蒸気量が増え雲発達

(2017年1月5日午後5時10分)

拡大 福井と敦賀の年平均気温上位10年/福井の年平均気温の推移 福井と敦賀の年平均気温上位10年/福井の年平均気温の推移


 温暖化が地球規模で問題となる中、2016年の福井県内の年平均気温は、福井市が15・6度と統計を取り始めた1897年以来、過去最高だったことが、福井地方気象台のまとめで分かった。16・4度を記録した敦賀市も、最高だった04年に並んだ。平均気温が福井市と敦賀市の観測地点で過去最高となったことについて、福井地方気象台は「100年当たりでは約1・5度上昇している」と分析。温暖化が進むと、福井県では年間降雪量は減るものの、まとまって雪が降る“どか雪”の頻度が増える可能性があるという。

 温暖化が進んだ場合について、同気象台の木瀬宏和気象情報官は「気温が高いほど空気中に含まれる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が多くなり、激しい雨が増える」と見込む。

 冬については「雪ではなく雨の日が増える。県内山間部の積雪量が減り、雪解け水も減ることで春先に農業用水が不足することが考えられる」と分析する。

 一方「大気中の水蒸気量が増えることで、日本海で雪雲が発達しやすくなり、どか雪の頻度が増すというシミュレーション結果が出ている」としている。

 気象庁が12月に発表した年平均気温(速報値)によると、100年当たりで日本で1・19度、世界で0・72度上昇している。

 東京管区気象台が昨年まとめた「気候変化レポート」では、福井県は20世紀後半からの約100年で、約3度の気温上昇を予想している。2076〜95年には、真夏日(最高気温30度以上)が年間で約40日増え、冬日(最低気温0度未満)は約30日減るとしている。

》福井のドクター相談室 》安全・安心・お助けサイト 》福井の原発ニュース

》福井新聞チラシの森 》福井新聞動画の森

 

 

福井のジャンル

福井新聞ご購読のお申し込み D刊お申し込み

ニュースランキング

弔電サービス「わたっくす」

ぷりん

福井新聞文化センター 風の森倶楽部


[ スマホ版はこちら ]

〒910-8552 福井県福井市大和田2丁目801番地

TEL:0776-57-5111

本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断掲載を禁じます。