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福井のウキ釣り、グレ初・中級編 軽い仕掛けで上層狙い

(2017年1月4日午前7時00分)

拡大 グレ=2016年、越前海岸 グレ=2016年、越前海岸


 福井のグレ釣りは梅雨時と秋冬がシーズン。磯でまき餌で浮かせて釣るのが基本です。大型を掛けるには、サシエとまき餌をいかに合わせられるかが大きなポイントとなります。

 グレは潮を釣れといわれます。これは海釣り全般に当てはまることですが、特にグレ釣りは潮が止まっていると当たりが激減、潮が動きだせば釣れる確立は大きく、チャンスを逃さないように集中しましょう。

 グレのウキ釣りは、潮流、まき餌、仕掛け投入のタイミング、エサ取りをかわすテクニックなどで釣果に大きな差が出ます。ゲーム性が高いから、全国の磯釣り大会の人気魚種となっています。

 ■感度のよいウキ使い、サシエとまき餌を同調させる

 タックルは釣れる大きさによりますが、越前海岸、若狭湾ともほとんどが30センチまでですから、磯竿1・5号前後、道糸2号前後、ハリス1〜1・5号。ハリ4〜6号。ウキは円すい型の00号〜G2までで、仕掛けがなじんだら海面ぎりぎりになるような「シブシブ」のオモリ負荷のもの。ふらふらせず安定感があり、サシエがハリについているかいないか分かるような感度のよいものを使いましょう。

 グレはオモリを嫌うため基本的にハリスにオモリはつけません。エサはオキアミなどエビ類。

 釣り方はほとんどがウキ止めをつけない全誘導。全誘導といっても基本的にタナは1〜3ヒロ。魚の活性が低い冬場や、まったく浮かなくなった場合は底を狙うことがありますが、前述の通り、グレは上層まで浮かせて釣るのが基本です。仕掛けを深く落とす必要はありません。ハリとサシエ、ハリスの重さだけでゆっくり落とし、できるだけサシエとまき餌の沈下スピードを同じようにすることを心掛けます。仕掛け投入に間髪を入れずまき餌を打ち、サシエが落ちきるまで同調させます。グレは、釣れるタナが変わることがよくあります。また、大型はタナより深くなるとまず食いません。仕掛け投入からサシエが落ちきるまで、まき餌とサシエをずっと同調させることができれば、大型が釣れる確率はぐっとアップします。

 タナが合っているかどうかは、ハリの掛かっている部位によっても判断できます。魚の口の両端(カンヌキ)に掛かっていればバッチリ合っています。上あごは浅く、下あごは少し深いタナ設定になっている可能性大です。飲み込んでいる場合は、深すぎか合わせが遅すぎです。ただ、ハリが外れるよりはいいと思います。

 ■常にサシエ先行を

 もう一つ重要なことは、常にサシエを先行させること。福井の海は干満の差が少なく、太平洋側に比べて潮流は遅い日が多いのですが、潮流が速かったり風が強い時などは、ウキが先に流れサシエが後からついて行く状態なることがあります。これでは大型はまず釣れません。このような時は道糸を張りながらサシエを先行させるようにしましょう。

 糸の張りでサシエが浮くようでしたら、ハリスに小さめのオモリをつけたり、ウキの負荷より少し重めのオモリをつけてウキを沈ませ道糸を張り、ウキとサシエが一直線になるように操作します。

 潮流が左右や手前に速く流れ、足元近くから潮下方向が狙えない場所はサシエを先行させるのは難しくなります。

 狙い方はいろいろありますが、まず、ハリスに小さなオモリを等間隔につける段シズ釣行でウキ下を垂直にするようにしてサシエ先行を図ります。

 または、仕掛けを遠投してウキを沈ませ、リールをゆっくり巻きながら道糸を張り気味にします。そして、沖から手前まで斜めに流しサシエを先行させます。なかなか完璧にはできませんが…。

 まき餌がたまりそうな遠くの潮下にダイレクトに仕掛けを投入して狙うのも一手です。

 ■エサ取りのかわし方

 エサ取りはまき餌ワークでかわします。打ち方の基本は足元に数杯、狙うポイントに1、2杯。エサ取りが多かったり、狙うポイントに大量に出て行くようなら足元に打つ量を多くします。これを繰り返していれば、普通なら釣り初めて30分ぐらいまでには釣れてきます。

 注意点は本命ポイントに打つまき餌は他にこぼさないようにすること。手前に少しでもこぼれると、エサ取りはこぞって出て行きます。

 また、本命ポイントには打ち過ぎなように。大量のエサ取りが沖に出てしまうと、しばらくはお手上げ状態になります。

 エサ取りの種類によっても打ち方は変わります。アジやイワシ、ジェットフグ(福井の磯に出現するやっかいなフグ・方言名)など泳ぐのが速いエサ取りに対しては状況により4つの方法を実践しています。

 (1)仕掛け回収まで足元に絶え間なく打つ。(2)アジなら本命ポイントに3、4杯打ち、グレと捕食を競わせる。大型グレがでてくればアジより早く食ってくる(3)ハリにオキアミのボイルやダンゴ、ハリ近くに重たいオモリをつけて投入。仕掛けを速く落としながら周辺に大量に打ち、エサ取りの当たりの時はハリを引っ張って外し、本命の当たりがあれば合わせる。(4)足元だけに打ち本命ポイントに打たない。―の4つです。

 これまで一番効果があったのは(1)です。

 沖に大量に打ってエサ取りを集め足元を釣れという方もいますが、残念ながら私はうまくできたことがありません。

 また、前後左右にポイントを2、3カ所つくることも実践してください。1カ所ごとに同じ動作を、時にはまき餌の打つタイミングを変えながら20分ほどでローテーション。時間差で狙っていきます。

 ■遠投で広範囲狙う

 越前海岸や若狭湾のグレ釣りは、遠投で大型が釣れる磯が多くあります。

 連日、釣り人が攻めている磯のグレは警戒心が強く、釣り始めは磯際にいても、しばらくすると沖に逃げたり根から出てこなくなります。

 半面、遠くの沖では大型グレも警戒心が薄れ大胆に捕食してきます。波紋ができるほど海面ぎりぎりまで浮くこともしばしば。入れ掛かりになることもあります。

 手前がエサ取りだらけの場合も効果大。狙える範囲も広くなります。

 仕掛けの投入にも気を配りましょう。投入時はウキが先行してハリスは後からついていきます。このままだと仕掛けのなじみが遅く、ライントラブルも生じやすくなります。ウキが着水する1、2秒前に道糸を止めハリスと針が前方に行くようにしましょう。

 さらに、道糸のたるみを常に修正し、30〜40メートルほど遠投してウキの潮上2メートルぐらいまでにまき餌を打つことができればもう上級者です。

  ×  ×  ×

 釣りを覚えると一生幸せになれるといいます。釣りの最中は何もかも忘れて集中することができます。釣りは年齢や職業、身分は関係ありません。初対面でも釣り好き同士すぐに打ち解け話は弾みます。県内はもとより全国に仲間が増えていきます。今年も安全に十分気をつけて大いに楽しみましょう。(福井県釣り連盟常任委員)

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