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JR西社長「並行在来線まだ白紙」 北陸新幹線、FGT導入不透明

(2016年12月22日午前7時10分)

拡大 定例記者会見で、北陸新幹線小浜・京都ルートの並行在来線について「全くの白紙」と述べるJR西日本の来島社長=21日、大阪市の本社 定例記者会見で、北陸新幹線小浜・京都ルートの並行在来線について「全くの白紙」と述べるJR西日本の来島社長=21日、大阪市の本社


 JR西日本の来島達夫社長は21日の定例記者会見で、北陸新幹線敦賀以西が小浜・京都ルートに決定されたことを受け、JRから経営分離される並行在来線がどの線区になるのか明言しなかった。「ルートの方向付けがされた段階なので、特定の線区の扱いをまだ声高に言う時期ではない。全くの白紙」と強調した。

 また、2022年度の北陸新幹線敦賀開業後に導入が検討されているフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について、九州用の耐久走行試験の再開が延期されることを踏まえ「敦賀開業時は難しく、当初予定の25年度も非常に難しいと思う。どのタイミングで導入可能なのかは読みにくいし、現時点で全く分からない」と述べた。

 並行在来線に関しては「具体的に着工に入る段階で、着工5条件の中で扱いが決まる。(沿線自治体の同意が必要なため)私どもの一存で決まるものではない」と強調。「地元は重大な関心を持っている。社の考えを整理した上で、関係する沿線自治体と真摯(しんし)に相談させていただく」とした。

 新幹線が通らないのに湖西線が対象となることに滋賀県が反発していることは「承知している」としたが、対象となるかどうかについては「予断を与える時期ではない」と述べるにとどめた。

 特急列車が運行していない小浜線に関しても「物理的に並行している点をどうとらえ、扱いをどう協議するかということになる。そこは全くの白紙」と明言しなかった。

 小浜・京都ルートの早期整備に向け、最大の課題となる財源確保に関しては「早く着工し、北陸と関西が早く結ばれることが大事。国で新たな財源の手当を十分に検討いただければと思う」と述べた。京都先行開業の案が浮上する可能性がある点に関しては「北陸と関西を一気に結んで利便性を高める観点から、新大阪までの一括整備を望む」と求めた。


 

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