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半夏生、焼きサバ食べ夏乗り切ろう 大野市に江戸時代からの風習

(2016年7月1日午前7時20分)

拡大 こんがりと焼き上がった半夏生サバが並ぶ鮮魚店=30日、福井県大野市本町の「すぎやま」 こんがりと焼き上がった半夏生サバが並ぶ鮮魚店=30日、福井県大野市本町の「すぎやま」


 夏至から数えて11日目の1日は、半夏生。この日にサバの丸焼きを食べる風習がある福井県大野市では30日、鮮魚店の軒先に焼き場が設けられ、店主らが熱気に顔を赤らめながら脂の乗ったサバをこんがりと焼き上げた。

 江戸時代、大野藩主が農繁期の農民を思いやり、飛び地のあった越前海岸から運んだサバを丸焼きにして食べさせたのが始まりとされる。

 同市本町の「すぎやま」ではことし約800匹を焼く予定で、この日は主に県内外への配送用。家族3人で、何日も前から仕込みをしたサバを早朝6時ごろから焼き始めた。杉山さんは「おいしい魚を売ろうとすると手間はかかるし大変。でも体の許す限りやっていく」と汗をぬぐった。

 福井市と勝山市の親戚に届けるため買いに訪れた大野市の男性(51)は「半夏生サバを食べると、いよいよ夏が来ると感じる。夏バテ対策になるし、子どもも大好き。自宅用はまた明日買いに来ます」と笑顔を見せていた。

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