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ホラン千秋、“夕方の顔”でコメント力発揮なるか「自分の言葉に責任を持つ」

(2017年3月21日午前7時20分)

 タレント、女優、そしてニュースキャスターと三足のわらじを履くホラン千秋(28)が、4月3日からいよいよTBS系報道番組『Nスタ』(毎週月〜金曜 午後3:50/地域により異なる)で“夕方の顔”に就任する。これまでもハッキリとした物言いで情報番組・報道番組ではコメンテーター、キャスターとして活躍の場を広げてきた彼女だが、やり直しのきかない生放送に毎日トライすることでそのコメント力が改めて試されることとなる。ORICON NEWSのインタビューに応じたホランは現在の心境を「プレッシャーを感じている暇はあまりない」といたって冷静に語る。

【写真】夕方の顔就任に向け意気込みを語ったホラン千秋

■“庶民感覚”を武器に「自分も他人事ではない」

 ハーフタレントが芸能界を席巻するなか、歯に衣着せぬ発言で独自のポジションを築いてきたホラン。就職活動ではアナウンサーに限らず番組制作まで「とにかくテレビというメディアでなにかを伝えるという仕事がしたかった」とその道を模索。結果、不合格が続いたこともあるが「誰もが就職活動で行きたい会社にいけるわけじゃないし、受験だって皆がみんなが志望校に行けるわけじゃない。生きていたら当たり前に通過する試練を経験しただけだと思っています。そしてそれはニュース番組という、日々の生活の情報を得る番組作りにも役立つのではないでしょうか」とプラスに捉える。

 番組ではニュース読みや解説だけでなく、スタジオを飛び出して取材にでる予定もあるそう。興味のあるジャンルを聞くと「例えば公共料金が上がるとか、最近でいうとプレミアムフライデーだとか、視聴者の皆さまの生活に直結することですね。もちろん政治や国際情勢などにも興味はありますが、明日から世の中はどうなるのか、来週、来月、来年は…とご家庭や職場で見てくださる方の生活に直結するところは自分も他人事ではないのでしっかり伝えていきたい」と視聴者目線は常に念頭にあるようだ。

■コメント力の秘訣は「自分の言葉に責任を持つ」

 自らが思う武器を聞くと「例えば海外で生活をした経験や父がアイルランド人だったことから、色んな価値観の中で育ったので、自分は色眼鏡で物事を捉えないタイプだと思っています。もちろんバラエティー番組などではっきりと自分の意見を伝えることはありますが、入り口はできるだけ中立な気持ちで。物事には色んな面があるので、基本的にはどちらの気持ちも汲めるようなスタンスをバランスよく持つことを心がけています。その上で自分の意見を構築していきます。どんなニュースも、まずはニュートラルに受け止めることは大切だと思っています」。

 「あとは節約好きなので、ご家庭で特売のチラシを見てスーパーへ走るお母さんや、夢を叶えるために働きながら貯金をなさってるビジネスパーソンの方など、一般的にお仕事をされてる方の感覚と同じ気持ちでニュースを見ることができる、視聴者の方々に寄り添えたら良いなと思います」と自信をみせた。

 キャスター起用理由について制作プロデューサーの谷上栄一氏は、「とにかく反応が早い」「瞬発力に期待している」と信頼を寄せる。そんな彼女ならではの“コメント力”を発揮するために「例えば収録の番組だったら、できるだけ端的に、余分な言葉を省いてコメントするようにしています。ただ生放送だと削ぎ落としすぎると誤解が生まれるので、無駄無く、かつ語弊がないように」と秘訣も明かす。「どんな番組でも自分の言葉に責任を持つということは一環してやっていることです。番組のジャンルは違っても今までどおり緊張感をもってやっていきたい」と力を込めた。

■“伝える”ということに焦点を当てる
 
 幅広いジャンルで活躍をみせるホランだが、決してキャスター・コメンテーターという立場だけにこだわっているわけでもないようだ。「すごく先のことはあまり考えてないですね。13歳のときから約10年間お芝居をやってうまくいかなかった経験もあって、なにかを目指して上手くいくタイプではないのかもしれない思っています。この世界でお仕事をいただけるというのは、本当にすごく大変なこと。それを続けられることはもっと奇跡的なことです。いただいた仕事を一つ一つ真摯(しんし)にやっていけば、おのずとやりたいことにつながっていくのかなと今は思っています」とこれまでの道を振り返る。

 「報道番組でも情報番組でもバラエティー番組でも、扱うコンテンツは違っていても“なにかを伝える”ということは共通している。これまでは私はバラエティー番組出演が多かったですが、そもそも“ホラン千秋”を知っていただくきっかけとなったのは報道番組でした。なのでまた報道に携わることができるのは何かの縁なのかなと思います。もうスタートまで間もなくなのでプレッシャーを感じている暇はあまりないです。どの番組もそうですが、原稿を読んだりニュースを解説したり、画面に映る人だけが番組を作っているのでなく、日々取材に励む記者の方やVTRを作ってくださるディレクターの方など、たくさんの人で番組を作っているんですよね。私は「伝える」工程の最後の作業を担当しています。視聴者の方へ一つ一つ丁寧に伝えていきたい」。

 どんなジャンルにおいても常にテレビの向こうの視聴者を見据える彼女が、生放送のキャスターというチャレンジングな場所で見せる実力に期待したい。

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