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もんじゅの保全計画、見直しに1年 原子力機構の改善策に注文次々

(2013年5月13日午前7時03分)

拡大 もんじゅの点検不備問題で原子力機構の改善策が報告された検討委員会=12日、福井県敦賀市のアトムプラザ もんじゅの点検不備問題で原子力機構の改善策が報告された検討委員会=12日、福井県敦賀市のアトムプラザ


 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で1万点近い機器が点検時期を超過していた問題で日本原子力研究開発機構は12日、専門家でつくる改善検討委員会を同市のアトムプラザで開いた。点検の方法や頻度を定めた保全計画を今後1年をめどに順次見直し、未点検機器は来年1月までに点検すると報告した。

 原子力機構は不十分なチェック体制など原因を踏まえ、改善策として▽保全計画の見直し▽体制強化▽管理機能向上▽安全文化の醸成活動―など6項目を挙げた。行動計画を基に実施していくと説明した。

 保全計画見直しは機器の重要度、劣化要因を考慮し、優先度の高いものから検討する。停止中に機能を求められない機器の一部は、特別な保全計画に移行。停止中も機能が求められる未点検機器58点(3月末時点)は7月まで、機能が求められない同機器1956点(同)は来年1月までに点検する。点検不備があった全機器数は6月中旬までに確定させるとした。

 委員長の小澤守関西大教授ら4人が出席した。委員は「期限を守るだけでなく、点検項目の抜け落ちがないかを絶えず見るべきだ」「保全計画見直しは外部評価の仕組みが必要」と注文。原子力規制庁が「安全文化が劣化の兆候を示していることを自ら検出し切れていない」と同機構を批判した点には「真剣に考えないと兆候の把握は難しい。結果でなくプロセスに視点を置いてチェックすべきだ」と指摘した。

 原子力規制委員会は事実認定と原因調査に時間をかけており、処分や指示を含めて検討する。

 

 

≫もんじゅは今〜ナトリウム漏れ事故から10年〜(2005年掲載記事)

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