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美浜原発3号機、厳しい審査状況 40年超運転へ原子力規制委認識

(2016年2月6日午前7時00分)

拡大 原子炉格納容器内でコンクリートサンプルを確認する原子力規制委の更田委員長代理(手前左から2人目)ら=5日、福井県美浜町丹生の関西電力美浜原発3号機(代表撮影) 原子炉格納容器内でコンクリートサンプルを確認する原子力規制委の更田委員長代理(手前左から2人目)ら=5日、福井県美浜町丹生の関西電力美浜原発3号機(代表撮影)


 再稼働に向けた審査期限が11月に迫っている関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)について、原子力規制委員会の更田豊志委員長代理は5日、美浜町で報道陣の取材に応え「重要機器の耐震設計の妥当性をこれから(関電に)立証してもらわなければならない。2カ月くらいがヤマ場」と述べ、引き続き厳しい審査状況にあるとの認識を示した。

 美浜3号機は運転開始から40年を迎える11月30日までに安全審査と運転延長の二つの審査に合格しないと、廃炉が濃厚となる。

 更田委員長代理は審査の現状について、関電が耐震評価の手法を一部変更するなど、最近になって姿勢に変化が見られるとし「数カ月前まではスムーズにいっても(期限内の合格は)厳しいと思ってたが、状況は良くなっている。きちんとした立証がなされれば、出口が見えることもあろうかと思う」との認識を示した。

 一方で、2カ月程度で試験データを通し設計の妥当性が説明できなければ「許可できないという結論に向け動かなければならない」とも述べ、関電に迅速な対応を求めた。

 この日、更田委員長代理は美浜3号機で、40年超運転に向け関電が行った「特別点検」の手法を確認。原子炉格納容器では、強度などを調べた円柱状のコンクリートサンプルを手に取って確かめるなどし、調査後「適正に調査、分析されていた」との見方を示した。

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