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大飯原発要員、物資を急きょ船で 関電など、サイトへ異例の輸送

(2012年7月2日午前7時03分)

 福井県おおい町の大飯原発につながるゲート付近の道路は1日、前日に続いて再稼働に反対するグループにより封鎖されたため、関西電力や経済産業省原子力安全・保安院は要員や物資を急きょ船で運び込んだ。特別な監視体制のトップとして中央制御室で原子炉起動に立ち会った牧野聖修経産副大臣も、移動手段を車から船に切り替えてサイト内に入るという異例の事態となった。

 関電などによると、訓練を除いて海路で人員や物資を輸送するのは初めてとみられる。

 反対派は30日午後3時すぎから車や鎖を使って道路を封鎖。原発への関係車両の出入りは遮断された。関電は30日から海路などで運転やメンテナンスなどに必要な要員を輸送。保安院は1日から交代の保安検査官を船で送り込んでいるという。

 牧野副大臣は満田誉副知事、時岡忍おおい町長とともに船に乗り、1日午後5時10分ごろ大飯原発に到着した。報道陣も別の船でサイト内に入った。

 陸路が封鎖された状態での原発の運転について保安院の森下泰地域原子力安全統括管理官は、法令上は問題ないと説明。関電の豊松秀己副社長は「危機管理システムが有効に働き、陸路の一部や船によるピストン輸送で、プラントの安全管理上、全く問題ない状況でスタートできた」としている。

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