福井県の敦賀気比が選抜高校野球大会に2年ぶり4度目の出場を決めた。ナインは「全国制覇を狙う」と意気込みを口にし、持ち味である粘りの野球で同校最高のセンバツ8強超えへ、闘志を燃え上がらせた。
気比は昨秋の県大会、北信越大会9試合のうち3試合が延長サヨナラ勝ちと、接戦で強さを発揮した。西川主将は「僕たちは粘って勝ってきた。甲子園でも粘りの野球をしたい」と抱負。「前回を上回り、全国制覇を目指したい」と意欲を示した。
昨秋の北信越大会で好投し、優勝の原動力となった主戦左腕の山本翔は「強気の投球で一戦一戦勝ち上がりたい。打者の内角をえぐるスライダーに磨きをかけるため、下半身強化に取り組む」。二枚看板の1年生右腕・岸本は「球がよく走るようになり、スライダーの切れも増している」と大舞台での活躍に自信をのぞかせた。
リードする捕手の喜多は「2人とも良い球が来ている。調子は上向き」と信頼を寄せる。「甲子園では当日の様子を見て、一番良い球を投げさせてやりたい」と話した。
4番に座る岡田は「後につなげるバッティングに徹する」と、チームのためのプレーを誓った。変化球への対応に不安を残すが「本番までの2カ月できっちりと仕上げる」と表情を引き締めていた。
東監督は正式決定の報に「ほっとした。これで一層気持ちが引き締まる」と第一声。「投手中心にしっかり守って攻撃につなげるのが自分たちの野球。ベストの状態で臨めるよう、しっかり準備したい」と意気込みを語った。