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冷酒の味が変化する極薄グラス 黒龍酒造と深澤直人氏が開発

(2016年9月27日午前7時10分)

拡大 商品化した冷酒用グラス「黒龍酒杯」 商品化した冷酒用グラス「黒龍酒杯」


 黒龍酒造(本社福井県永平寺町松岡春日1丁目、水野直人社長)は、国内外で活躍するプロダクトデザイナーの深澤直人氏と連携し、冷酒用のグラス「黒龍酒杯(さかずき)」を商品化した。23日夜には福井市の料亭「開花亭」で、深澤氏をメインゲストに招いた懇親会を開き、極薄のグラスを披露。約70人の参加者は、グラスに注がれた日本酒と料理とともに、深澤氏らのトークを楽しんだ。

 「無印良品」の監修者として知られる深澤氏は電子精密機器から家具、インテリアまで幅広く手掛け、「MUJI」CDプレーヤー、「±0」加湿器などが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品となっている。福井県の眼鏡や越前漆器のデザインにも携わり、ジャクエツ環境事業(敦賀市)の遊具を手掛けた縁で黒龍酒造の酒器をデザインした。

 「黒龍酒杯」は女性の手のひらに包み込める大きさで、手のぬくもりで変化する酒を楽しんでもらうことをコンセプトに開発された。緩やかに開くような曲線の飲み口で、薄吹きガラスの手法で作られている。

 懇親会のトークセッションでは、深澤氏と黒龍酒造の水野社長、ジャクエツの徳本達郎社長、福井クリエイターズアソシエーションの西畑敏秀代表が「旨(うま)そうな福井とデザイン」をテーマに意見交換し、グラス開発の経緯などを紹介した。

 水野社長は「手のぬくもりで温めながら飲むことで香りが開き、味の変化が楽しめる」と説明。深澤氏は「酒を注いだ後、グラスの色やくもりが絶妙に変化する酒器にもなった。そして何より、このような飲み方を開発できるのが、黒龍ならではのブランド力だと思う」などと語った。

 参加者はグラスで「しずく」「吟醸ひやおろし」「純米九頭龍」を飲み比べしながら味わった。

 「黒龍酒杯」は税込み3780円。黒龍酒造の特約店などで取り扱っている。

 

 

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