福井のマラソンシーズンの幕開けを告げる大会で、福井市街地をスタートし、市中心部を流れる足羽川の堤防を駈けるフラットで走りやすいコースが特長。昨年2011年の29回大会には過去最多となる1644人がエントリーし、県外からは青森や沖縄などのランナーも。
1982年に始まったこの大会、冬場天候に恵まれない地元では、実質的な走り初めの大会となっており、心待ちにしているランナーが大勢いる。しかし、今年の30回を節目として長い歴史に幕を下ろす。地元の高齢者によるジョギングクラブが手弁当で運営(主催)し、ランナーの立場になった手厚いサポートが参加者から好評を得ていた大会だけに、継続を望む声も多い。
主催の「全国健称マラソン会(ZEM)福井県支部」は、60歳以上のジョギングクラブの全国組織の地元支部。ZEM主催の大会は全国唯一であるばかりか、単独ジョギングクラブで、しかも高齢者が主催しているのは全国的にも珍しい。現在会員は49人。平均年齢は70歳を超えており、大会関係者の熱意とともに運営していくご苦労がしのばれる。
受け付け時にバナナやキャンディーを配布。コース途中には給水ポイントが4カ所あり、ここでもバナナ、キャンディー、傷バンドを用意。ゴール後にはスポーツドリンクを提供し、好きなだけ飲むことができる。さらに、お餅屋さんの会員がこだわり抜いた材料で作ったぜんざいとともに、手作りのたくわんも振る舞われ、文字通り“温かいもてなし”となっている。
ボーイスカウトやジョギングクラブ「九頭竜走友会」、さわやか福井JCはじめとするボランティアの対応は、心がこもっていると感激する人が多数。また開会式を、1977年9月に結成して以来、県内の児童マーチングバンドの中心的な存在として活躍してきた木田マーチングバンドの子どもたちが盛り上げる。
実行委の牧野正武事務局長は「実行委員が高齢化しており、会員の体力が限界に達している。参加者にもしものことがあったら申し訳が立たない」と話し、「最後の大会になるが多くのランナーに参加してもらい楽しんでほしい」としている。
【表彰】
各種目ごとに1~6位
★特別賞(1)最高齢者参加賞(男女)
(2)遠来参加賞(南、北)
(3)パフォーマンス(仮装賞)
開会式で粗品を贈る
【参加賞】
福井県産コシヒカリ2kg
【救護態勢】
福井赤十字病院から医師1人、看護師2人
コースポイントに自転車救命隊REM約5人が待機しコースを巡回
【サポート】
受け付け時にバナナ、飴配布
コース途中に給水ポイント4カ所(バナナ、飴、傷バンドを用意)
ゴール後、スポーツドリンク(コップで好きなだけ)
【トイレ】
スタート地点の木田小体育館のほか
スタート場所に仮設トイレ6基
【距離表示】
1キロごとに表示
【高低差】
平坦路(堤防の上り下りのみ)
【駐車場】
明倫中(60台)
島本眼科医院(40台)
いなだクリニック(40台)
福井南郵便局前(150台)
西ウイミンズクリニック(30台)
木田整形コモ小児科(30台)


