福井新聞ミニコンサートシリーズ

福井新聞社が、県内外の音楽家の方々を招いて毎月開催している「ちょっと素敵な音楽会」。多彩なラインナップ をお気軽にお楽しみいただきます。

2018年7月~12月のご案内

会場:福井新聞社・風の森ホール
時間:18:30開場、19:00開演
全席自由で午後7時開演。
飲み物とケーキ付き1600円(10月のスペシャル公演は2100円)。
チケットは各コンサートの前月の演奏会日から、本社読者センターで販売する。
問い合わせは同センター
電話:0776(57)5140

7月20日(金)結成10年 感謝の演奏

出演:アンサンブル 「クレ ド ファ」

アンサンブル 「クレ ド ファ」の画像
 7月20日は女性演奏家グループアンサンブル「クレ ド ファ」が結成10周年記念演奏会として出演。ソプラノとフルート、ハープ、ピアノの3楽器で、クラシックの名曲を中心に、柔らかくぬくもりあふれるハーモニーを披露する。
 声楽家の小原奈保美さん(坂井市)、フルートの小林敏江さん(福井市出身)、ハープの山本真美さん(勝山市)、ピアノの高橋則枝さん(坂井市)の4人で構成。2008年に結成し、グループ名はフランス語で「ヘ音記号」を意味し、多くの人の心に深く響く音楽を目指したいと名付けた。県内外の音楽ホールや学校、病院で幅広いジャンルの楽曲を演奏している。
 当日はラフマニノフ「ヴォカリーズ」、ラヴェル「マ・メール・ロア」、リスト「愛の夢」などを多彩なアレンジで届ける。小原さんは「10年間の感謝を込めて演奏する。心が愛で満たされ、会場が笑顔に包まれますように」と願う。

8/17(金)伝統ベースに個人技

出演:和太鼓鼓太郎

和太鼓鼓太郎の画像
 8月17日は福井市の「和太鼓鼓太郎」が登場。福井伝統の「三つ打ち」をベースに、アドリブを交えたオリジナル曲などを力強く演奏する。
 同市清水地区の4人が地元の「清水鼓友会」に入会。1999年に独立し、和太鼓鼓太郎を結成した。伝統の曲太鼓をベースに、個人技や即興演奏、しの笛、シンセサイザーを取り入れた幅広い音楽性が持ち味。2012年に開かれた「第1回ふくい和太鼓選手権」で優勝している。
 ゲストを含め、約10人が出演。三つ打ちを取り入れた代表曲「共心」をはじめ、大太鼓、小太鼓、締太鼓のアンサンブルが美しい「絆」やシンセサイザーを加えたアレンジの「GATE」などオリジナル曲を披露する。
 「テーマは『熱響太風』。熱い太鼓を響かせたい」と森内文夫代表。「メンバーの個性が光る演奏、三つ打ち独特の間や空気感を表現したい」と意気込んでいる。

9/21(金)仏留学仲間と四重奏

出演:フルート 達川なつみさん

達川なつみさんと仏留学仲間
 9月21日は坂井市の達川なつみさんら4人のフルーティストが秋の夜長に心地よい音色でクラシックの名曲の数々をアンサンブルで奏でる。
 達川さんは3歳でピアノ、9歳からフルートを学んだ。桐朋女子高、桐朋学園大、同大研究科を経てフランスへ音楽留学。リュエイユ=マルメゾン音楽院で2年半フルートとピッコロの研さんを積んだ。県音楽コンクールや県新人演奏会などに出演。県内外で演奏活動する傍ら、坂井市でフルート教室を開く。
 共演する大谷加奈さん、谷向加江さん、土出真梨子さんは同音楽院で一緒に学んだ仲。3人は関西圏に住み、帰国後も交流を重ね、定期的に演奏会を開いている。
 当日はドビュッシー「小組曲」、ジャンジャン「スキーシンフォニー」、ラヴェル「古風なメヌエット」などを演奏。達川さんは「なじみのある曲の魅力をフルートの多彩な音色で届けたい」と話す。

10/19(金) スペシャル公演 声楽「Chant Gilet Rouge」 生きる喜び歌に込め

出演:「Chant Gilet Rouge」

声楽「Chant Gilet Rouge」 の画像
 10月19日は下半期スペシャル公演。仁愛女子短大音楽学科の教員と卒業生計6人でつくる声楽アンサンブルグループ「Chant Gilet Rouge(シャン・ジレ・ルージュ)」が出演。当初は2月に出演する予定だったが、大雪の影響で中止になった。満を持して華やかな女声ハーモニーを響かせる。
 メンバーはソプラノの川﨑美砂子さん、坂本流美さん、メゾソプラノの坪田信子名誉教授、木津弘美さん、ピアニストの三崎素美さん、和田芳さん。2003年に結成し、今年15周年を迎える。シャンソンや歌謡曲、童謡、唱歌、民謡まで幅広いレパートリーがあり、音楽ホール中心に学校や病院でも活動してきた。
 前半は唱歌や童謡、後半はシャンソン、歌謡曲の魅力を伝えるプログラム。「花」「一本の鉛筆」「愛の讃歌」など約20曲を披露する。坪田名誉教授は「生きる喜びを歌に込めた女声アンサンブルを楽しんでほしい」と語る。

11/16(金)大作の魅力 華々しく

出演:ピアノ 仲谷理沙さん

仲谷理沙さんの画像
 11月16日は福井市のピアニスト、仲谷理沙さんが初の本格的なリサイタルに臨みシューマンの大作のほか、ハイドン、ショパンらの名曲を華々しく響かせる。
 仲谷さんは福井大音楽教育サブコース卒。日本ピアノ教育連盟の第29回ピアノ・オーディションで萩原和子賞を受賞し、全国優秀者演奏会へ。若い芽コンサートや県新人演奏会にも出演し、NPO法人ふくい子どものための音楽教室講師や「越のルビーアーティストバンク」メンバーを務める。
 当日は1部でハイドン「ソナタ第59番 変ホ長調」、ショパン「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」などを披露。その響きに感動した思い入れのある一曲というシューマン「幻想曲ハ長調」は2部で演奏する。  仲谷さんは「たくさんの旋律とハーモニーが合わさった情熱的で魅力的なシューマンの大作、その世界観を表現するピアノの響きを味わってほしい」と話している。

12/21(金)3楽器の音色優美に

出演:羽生尚代さん 加藤俊裕さん 木田雅子さん

羽生尚代さん 加藤俊裕さん 木田雅子さんの画像
 12月21日は大野市のファゴット奏者羽生尚代さん、福井市のピアニスト加藤俊裕さん、大阪音大特任教授でバイオリニスト木田雅子さんが出演。各楽器の特色を生かし、クラシックを優美に奏でる。
 羽生さんは2003~14年に相愛大オーケストラのメンバーとして活動。現在は訪問演奏や後進の指導にあたる。加藤さんは仁愛女子短大非常勤講師、NPO法人ふくい子どものための音楽教室講師。木田さんは教壇に立ちながら、オーケストラ、ソロ、室内楽と国内外で幅広く活動する。
 当日はクライスラーの「中国の太鼓」「愛の悲しみ」「愛の喜び」のほか、グリンカ「悲愴三重奏曲」やサラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」など9曲をソロ、デュオ、トリオ編成で披露する。羽生さんは「メロディーを通して共有できる感情がきっとあると思う。聴いた人の胸を打つようなコンサートを目指したい」と熱く語る。