福井県大野市は3日、同市蕨生に建設する道の駅「結の故郷(仮称)」について、建物の規模を縮小することを明らかにした。材料費や人件費の高騰に伴う見直しで、雪室の整備を取りやめるなど当初予定していた床面積を5250平方メートルから15%ほど縮小する。変更の手続きのため開業予定は2020年度から21年度にずれ込む見通し。

 同日開会した市会定例会の提案理由で石山志保市長が報告した。
 

 道の駅は、中部縦貫自動車道大野東IC(インターチェンジ)付近に整備し、敷地面積は約5万平方メートル。鉄骨平屋建てに直売所やフードコートを備え、豪雪地帯の特色を生かして雪の冷気で農産物を保存、熟成させる雪室設備(床面積約250平方メートル)も組み込む計画だった。
 

 また、バックヤードや会議室も縮小する。総事業費は見直し前と同じ約30億円。
 

 市幹線道路課は「北陸新幹線や東京五輪に伴う工事の影響か、ことしに入り価格高騰が目立つ。雪室設備は経費が掛かり、利益の見込みも少ない」と説明している。今後は実施設計などの手続きに移る。

 

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