福井県小浜市の矢代漁家組合が設置した密漁取締の警告看板=2016年

 敦賀海上保安部は9月11日、今年1~8月の福井県内沿岸部における密漁の摘発が74人、110件となったと発表した。昨年同期に比べ23人、23件の増加。県外者は61人で8割を超えた。

 密漁数はサザエが2387個、アワビ329個、カキ78個、トコブシ21個。一度に100個以上を採る事案がアワビで1件、サザエでは4件あった。

 密漁者は関西、中京圏が多く、愛知県の27人、大阪府8人、兵庫県7人、京都府6人、岐阜県5人などと続き、県内は13人だった。摘発したのは敦賀海保が49人、小浜海上保安署14人、福井海上保安署11人。気温が上昇し海に入りやすくなる6~8月に、各月30件以上摘発している。

 敦賀海保は「密漁者はレジャー感覚で罪の意識が低い。今後も漁業関係者らと連携し、取り締まりを強化していく」としている。

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