12日、東方経済フォーラムの全体会合に臨む(左から)安倍首相、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領=ロシア・ウラジオストク(代表撮影・共同)

 【ウラジオストク共同】ロシアのプーチン大統領が安倍晋三首相に12日示した「年内に前提条件なしの平和条約締結」との提案は、かつてロシア政府が提案し、日本政府が拒否した「平和友好条約」に近いものであることがロシア側の説明で分かった。

 プーチン氏は提案について「今、思いついた」と述べたが、ロシア側が以前から検討していた案を改めて持ち出し、日本側の反応を探った可能性もありそうだ。

 ロシア政府はエリツィン大統領時代の1998年に「領土問題解決の義務を明記した『平和友好条約』」を提案した。

 日ロ双方は領土問題で原則的な主張を崩さず、妥協を見いだすことができなかった。

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