福井国体ビーチバレーボール女子決勝後のインタビューで涙する村上めぐみ(左)をねぎらう幅口絵里香=9月11日、福井県小浜市の若狭鯉川シーサイドパーク

 【福井国体ビーチバレー女子決勝 神奈川2―1福井】

 この5年間、福井国体を見据えてきた。福井県代表の幅口絵里香・村上めぐみ組にとって、支えてくれる所属先のオーイング、地元、関係者、家族…。感謝を形にしたいと臨んだ大会だった。決勝で敗れた後、村上は国体への思いを聞かれ、言葉に詰まり涙を流した。「出し切った」はずだったが悔しさは残った。

 ⇒幅口・村上「力出し切った」

 ⇒準決勝で幅口・村上組が東京に勝利

 互いに「姉妹みたい」と口をそろえる仲の良さ。ともに身長165センチでバレー選手としては小柄だが、絆の強さがペアの強さの原動力だった。

 互いの存在を知ったのは10年ほど前だったが、2013年から約1年、神奈川県平塚市でルームシェアをして「存在として近くなった」(幅口)。同年、公開競技として開催された東京国体で初めてペアを組み、3位に入った。14年には代表決定戦を勝ち抜き、仁川アジア大会出場権を獲得した。その後、互いに違うペアと活動するようになったが、昨年愛媛国体で3年ぶりに組んで優勝した。

 年上の幅口が「お姉さんは村上。人間的にすごく尊敬している」と絶対の信頼感を示せば、村上は照れながら「何でも言い合える。ぼけが満載で明るい」と笑う。まるで姉妹のような関係が、会場での息の合ったプレーを生み出してきた。

 8月に村上がアジア大会で銀メダルを獲得し期待と重圧は一層強まった。念願の地元優勝こそならなかったが、強い信頼関係で結ばれたペアは大一番で存分に躍動した。

小浜市
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