おっとりした性格の「シズク」(手前)=福井県坂井市の越前松島水族館提供

3匹そろってボーズを決める「越前コツメ女子」=福井県坂井市の越前松島水族館提供

 全国の水族館で飼育されているカワウソが人気を競う「第2回カワウソゥ(総)選挙」に、福井県坂井市の越前松島水族館から5組計7匹がエントリーしている。7匹とも同じコツメカワウソながら、表情や性格はさまざま。それぞれの個性でナンバーワンを狙う。

 選挙はカワウソの生態に興味を持ってもらおうと、昨年、サンシャイン水族館(東京)を運営する会社が初めて企画した。全国から84匹がエントリーし、越前松島水族館の「シズク」が16位に入る健闘をみせた。

 今年は全国39の水族館・動物園から83匹がエントリー。10月14日までインターネットの専用サイトで投票を受け付けている。

 今回もエントリーした「シズク」(9歳)は動きがゆったりとした“のんびり屋さん”で、とろんとした愛らしい目がチャームポイント。少し眠たそうに見える“癒やし系”だが、これまで6匹を育てた育児熱心なお母さん。

 「スミレ」(1歳)は鼻筋の通った“美人”。毎日元気に展示室内を走り回り、飼育員がおもちゃを投げると全速力で追いかけ、くわえて持って帰ってくるなど活発さが魅力。

 「アッシュ」(10歳)は子育てに奮闘する“イクメン”。ガラス前に立って前足を付ける“壁ドン”は多くの人をとりこにする得意技。初めて見るものには最後まで寄りつかない慎重派の一面も。

 「キナコ」(4歳)は動揺しない落ち着いた性格が持ち味。細かいことは気にしないマイペースさを子育てでも発揮している。

 グループでエントリーした「越前コツメ女子」は「ユズ」(9歳)、「アリス」(同)、「ハナ」(2歳)の“仲良し3人組”。毎日一緒に生活し、餌の時間になると一斉に寝っ転がっておなかを見せる息ぴったりのポーズが人気だ。

 同館の担当者は「写真や実際に動いている様子を見て、ピンときた個体にどんどん投票をしてほしい。合わせてカワウソの生態にも興味を持ってもらえたら」と呼び掛けている。

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