今年2月の豪雪で被害を受けた住宅の修繕を巡るトラブルの相談が、福井県内の消費生活センターに多数寄せられている。修理業者が「火災保険で工事費を賄える」などと屋根や雨どいの修理を持ち掛ける内容。保険金が下りない場合もあり、同センターは注意を呼び掛けている。

 福井市消費者センターには7月、6件の相談があった。うち1件は、訪問してきた業者が屋根を点検した上で、保険で費用を賄えるとして強引に修理の契約を迫ってきた。相談者は既に契約していたが、クーリングオフで解約し被害はなかった。

 県消費生活センターには、7、8月に計8件の相談が寄せられた。多くは大阪府内の同じ業者からの勧誘で、訪問して雨どいを点検し、後日高額な見積書を送る手法。相談者が保険会社に連絡すると「修理額は相場よりも高すぎる」「全額を保険では支払えない」などと回答され、業者に伝えると「保険会社に話は通しておく」と言われたという。

 同センターの担当者は「保険金が下りるかどうかはケース・バイ・ケース。素人判断をしないで保険会社に相談してほしい」と話している。

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