軽乗用車を盗んだとして福井県警敦賀署は9月7日、窃盗の疑いで敦賀市、敦賀美方消防組合敦賀消防署の消防士の男(23)を逮捕した。消防士は6日夜から逮捕直前の7日午前まで、同市の東洋紡敦賀事業所第二で起きた工場火災の消火活動に加わっていた。敦賀署によると容疑を認めている。

 逮捕容疑は5日午後7時ごろから6日午後9時ごろまでの間に、敦賀市内の歩道に止めてあった知人の軽乗用車(時価100万円相当)を盗んだ疑い。

 敦賀署によると、被害届を受け捜査していた署員が7日午後1時すぎ、盗難車両で市内を走行していた消防士を発見し、緊急逮捕した。

 同消防組合によると消防士は5、6日は非番で、工場火災対応のため6日午後9時ごろ招集。消火活動の後、7日午前11時半ごろ敦賀消防署に戻り、着替えのため正午すぎに署を出た。

 敦賀署は、盗難車両が6日午後9時以降に同消防署に隣接する市役所付近に止まっているのを確認しており、消防士が招集時に盗難車両を使った可能性もある。

 同消防組合の岡正一消防長は記者会見し「消防職員として誠に不適切で、深くおわび申し上げる」と陳謝。敦賀署の捜査状況などを踏まえ処分を検討するとした。
 

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