映画「カメラを止めるな!」の一場面©ENBUゼミナール

 オーディションで選ばれた無名の俳優たちと、本作が劇場長編デビューの監督が撮影期間8日、低予算でつくりあげた話題沸騰の異色ゾンビ映画「カメラを止めるな!」が9月7日から、福井県福井市中央1丁目のテアトルサンク4で上映される。

 映画プロデューサーの市橋浩治さんは福井県の越前市出身で、本作を製作した監督・俳優養成専門学校「ENBUゼミナール」の代表取締役を務める。監督・脚本の上田慎一郎さんは、あわら市で開かれた自主制作短編映画祭で2015、16年と2年連続でグランプリに輝いている。9日に舞台あいさつに立つ。

 人里離れた山奥の廃虚でゾンビサバイバル映画を撮影していた自主映画の撮影隊が、本物のゾンビに襲われる。大興奮でカメラを回し続ける監督と、次々とゾンビ化していく撮影クルー…。その様子を37分にわたるワンカットの長回しで活写。巧みに練られた構成が次々と明らかになっていく。全編96分。

 17年11月に都内で6日間限定で先行上映されると、口コミで人気が広がり連日チケットが完売。国内外の映画賞を受賞し今年6月、都内2館で劇場公開をスタート。評判は会員制交流サイト(SNS)などで拡散され、全国の映画館で上映されるまでになった。

 9日の舞台あいさつは、午後1時40分の回の上映後。上田さん、市橋さんのほか出演の細井学さん、大沢真一郎さんが登壇する。問い合わせはテアトルサンク=電話0776(23)2706。

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