台風一過、さわやかな青空が広がった福井県福井市内の空

 近畿地方に大きな被害をもたらし、福井県でも敦賀市で瞬間最大風速47・9メートルの強風が吹くなど猛威をふるった台風21号は9月5日午前9時ごろ、ロシア極東のサハリン付近で温帯低気圧に変わった。北海道では昼前にかけて非常に強い風が吹き、夕方にかけて大しけになるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。福井県は朝から台風一過のさわやかな青空が広がった。

 台風に流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となり、北日本と東日本で局地的に非常に激しい雨が降った。

 台風は徳島県南部に4日正午ごろ上陸後、瀬戸内海を抜けて午後2時ごろには神戸市付近に再上陸した。その後、北近畿を通って若狭湾から日本海に抜けた。福井県沖は午後4時過ぎに通った。日本海上空の偏西風に乗っており、4日午後8時には移動速度が時速75キロに達した。

 4日は高知県田野町で1時間に92・0ミリの猛烈な雨を観測。関西空港では58・1メートルの瞬間風速を記録した。

 6日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で北海道、関東甲信80ミリ、東海60ミリ、東北50ミリ。5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は北海道28メートル(40メートル)、東北20メートル(30メートル)。予想される波の高さは北海道6メートル。

 温帯低気圧は5日午前9時現在、間宮海峡を時速約75キロの速さで北へ進んだ。中心の気圧は974ヘクトパスカル、最大風速は30メートルで、中心の南東側1700キロ以内と北西側950キロ以内では風速15メートル以上の強風域となっている。

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