幹が裂け、隣の木に寄りかかり、倒木の恐れがある白山平泉寺の参道のスギ=9月3日、福井県勝山市平泉寺町平泉寺

 福井県勝山市の白山平泉寺の参道にある高さ約20メートルのスギが、倒木の危険性が高まっているとして、平泉寺白山神社と平泉寺区は9月3日、周辺の参道200メートルを通行止めにした。4日に福井県内に最接近する見込みの台風21号の影響で倒れる可能性もあるという。

 スギは、参道の精進坂を上った「一の鳥居」から奥へ30メートルほどの場所にある。根元から3メートルほどの高さで幹が裂け、隣の木に寄りかかっている状態。3日朝に神社関係者が発見し、区に届け出た。現場の状況から落雷で損傷したとみられるが、いつごろ被害に遭ったかは不明。

 付近に宝物館や手を清める手水舎、江戸期に建造された社務所の門があり、倒木すれば被害を受ける恐れがある。境内の木を管理している市は伐採など対策を検討しているが、重機を入れることが難しく、木も高いため時間がかかる見込み。

 市は参拝客に、南側の住宅地を通る迂回路を案内している。

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