アジア大会ホッケーで、日本男子史上初の金メダルに輝き喜ぶ三谷元騎選手(左)と渡辺晃大選手=9月1日夜、ジャカルタ

 【ジャカルタ・アジア大会・ホッケー男子日本金メダル

 「ホッケーのまち」の福井県越前町の英雄が新たな歴史を打ち立てた。ジャカルタ・アジア大会で史上初の金メダルに輝いた、ホッケー男子日本。長年代表で活躍する福井県立丹生高校出身の三谷元騎選手(28)=同県越前町=は9月1日夜の決勝が通算125試合目だった。歓喜に浸った後は「今があるのは越前町でホッケーをやってきたから。残りの現役生活はそう長くない。福井から若い選手がどんどん出てきてほしい」と思いを語った。

 生まれは福井市。小学校入学前に越前町に引っ越し、ホッケーに出合った。「ドリブルが楽しくて、シュートはどうでもよかった。ドリブルばかり練習していた」。スティックを巧みに操り、一瞬で抜き去る。幼少から磨いた武器は今も支えになっている。

 丹生高から天理大に進み、1年時から日本代表に選ばれた。8年前には広州アジア大会、6年前のロンドン五輪世界最終予選も出場するなど、数々の国際舞台を経験。丹生高校出身で今大会を一緒に戦った渡辺晃大選手(21)は「スター選手。昔からあこがれであり、目標の先輩」と話す。

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