清水邦広選手(手前左から2人目)からこつを学ぶ選手=9月1日、福井県福井市ちもり体育館

 10月13日に開幕する福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)を前に、バレーボール日本代表で福井国体の福井県成年男子チームの清水邦広選手(福井県福井市出身)を招いた講習会が9月1日、福井市ちもり体育館で行われた。障スポのバレーボール競技に出場する選手約40人が参加、トップ選手から上達のこつを学びスポーツの楽しさを分かち合った。

 障スポの福井県チームの競技力向上に向け、県としあわせ福井スポーツ協会が企画した。聴覚、知的、精神障害の各部に出場する5チームの選手が三つのコートに分かれ、サーブやトス、練習試合などで約2時間汗を流した。

 清水選手は2月の試合で右膝に大けがをし、まだ万全でない中で、コートを歩き回りながら熱心に指導した。腰を下げ肩に力を入れずレシーブすることや、両足をそろえずに構える姿勢などをアドバイス。スパイクでは「ボールを打つ逆の手を意識し、打つ前にしっかり伸ばす」よう指南、コートに突き刺さるような手本を示すと、選手からどよめきが起きた。

 最後に「バレーボールは一人ではできないスポーツ。チームメートと助け合い喜びや悔しさを分かち合い、頑張ってほしい」とエールを送った。

 世界で活躍するトップアスリートを前に、選手たちは目を輝かせながら、はつらつとプレーした。敦賀市の選手(21)は「すごく勉強になりました。本番に向け教わったことを練習し、上を目指したい」と話していた。

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